Zeloss+にOCR機能と生成AIを利用した自動分類機能の実装を予定しています

2024.06.28

現在開発中のZeloss+の新機能を少しお見せしたいと思います。

今回開発している機能は名刺のOCR機能でして、Zeloss+の取引先情報の取引先担当者の登録を便利にする機能となります。

OCR機能とは

OCR(Optical Character Recognition)機能とは、画像やスキャンされたドキュメントから文字情報を抽出する技術です。

この技術を用いることで、手書きや印刷された文字をデジタルデータに変換し、編集や検索が可能になります。

Zeloss+では、今回、名刺の画像を読み取り、生成AIを用いて文字データに変換し、その文字データを項目ごとに並び替えて、Zeloss+の取引先情報に登録する仕組みを構築中です。

文章で説明しても伝わりにくいため、今回は開発中の画面を公開いたします。

OCR機能デモ

カメラからテキスト認識

名刺撮影前

まずはPCに接続したカメラを用いて名刺を撮影します。

(スマホのカメラでも対応可能です)

弊社で開発に使っているWebカメラ

Webカメラ

ちなみに弊社でテスト用に使用しているカメラは、名刺をスキャンするための特殊なカメラというわけではなく、Webミーティングなどで利用されている、USB製の安価なWebカメラです。

名刺画像解析

名刺撮影後

こちら、名刺を撮影した直後の画面です。

ボケなく撮れていれば、テキスト検出ボタンをクリックします。

名刺画像解析

データを取得できました。

AIが抽出した文字を項目ごとに並べます。

現在、ここまで実装できています。

今後、Zeloss+と連携し、取引先情報の担当者登録の入力フォームにデータを渡し、簡単に登録できる機能を実装する予定となっております。